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遮熱塗料・JIS規格7月20日制定

(9月26日)

昨年来の夏場の気温上昇は、建築塗装に大きな変化をもたらしています。
節電対策の後押しもあり、屋根への遮熱塗料の引き合いが多くなり、、今年の塗料製造業界全体で、遮熱塗料の販売伸び率は建築関係使用だけで、1万トンを超える勢いです。
平成15年に遮熱塗料が上市されて以来、急速に普及しています。
今後も環境型塗料として普及拡大が続くことになりそうです。

遮熱塗料の標準化

一方、遮熱塗料の効果については、塗料メーカーがそれぞれの実験データーで、その製品の効果をPRしてきました。
昨年、グリーン購入法特定調達品に追加採用される可能性が出てきたこともあり、標準化を急ぐ必要がありました。
そんな中、昨年12年、社団法人日本塗料工業会が団体規格として「耐候性屋根用塗料・2種(耐候性高日射反射率塗料)」JPMS27を制定しました。
そして今年7月20日にJIS規格が制定、公布されました。
規格番号:JIS K 5675、1種(水系塗料)、2種(溶剤系塗料)
防水層の仕上材用塗料、焼付塗料は規定の適用はされない。
公的検査機関による2年の暴露試験が必要ですので、規格製品が実際に市場に流通するのは2年後ということになります。
それまでは、JIS規格に準じた内容のJPMS27が当分の間、遮熱塗料の客観的な性能表示の規格品ということになります。

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遮熱塗料・JPMS27

(10月16日)

7月20日に制定された高日射反射率塗料(遮熱塗料ともいう)のJIS規格。
しかし、その認定を受けるには、公的検査機関による2年の暴露試験が必要ですので、規格製品が実際に市場に流通するのは2年後ということになります。
それまでは、社団法人日本塗料工業会が団体規格として制定しているJPMS27・「耐候性屋根用塗料・2種(耐候性高日射反射率塗料)」の適合品が 遮熱塗料の客観的な性能表示の規格品ということになります。
JPMS27の規定内容は、そのほとんどがJIS規格に準じたものとなっています。
JPMS27・2種適合品を販売している塗料メーカーは社団法人日本塗料工業会のHP・「高日射反射率塗料販売会社」のページで 詳しく紹介されています。

製品カタログに、すでに色見本に併記して日射反射率を表示しているメーカーもありますが、その対応スピードには差があります。
高日射反射率塗料(遮熱塗料)の効果はその色に大きく左右されます。屋根の塗料の色を選ぶ場合は、その点を考慮する必要があります。
カタログをみて塗料の色を決める場合は、日射反射率も合わせて参考にしましょう。

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遮熱塗料・日射反射率

(10月27日)

色の明度と日射反射率の関係

日射反射率はその塗料の遮熱効果を左右する重要な数値です。明度が高くなればなるほど反射率は高くなり、塗料の遮熱効果は大きくなります。

  小--------遮熱効果---------大
  色の明度
全波長域反射率 32.4% 39.6% 43.2% 46.8% 53.9% 61.1%
近赤外線域反射率 70.9% 73.7% 75.0% 76.4% 79.1% 81.8%

日射反射率の求め方

日射反射率の性能を評価する方法を統一するために、平成20年9月にJIS K 5602(塗膜の日射反射率の求め方)が制定されました。
遮熱塗料の性能比較がJIS K 5602の規格化でできるようになりました。

日射反射率は、色の明度による影響を受けることや、耐候性や日射反射保持率などによってもその性能は影響を受けます。
耐候性や日射反射保持率と遮熱塗料の性能との関係は次回にご紹介することにします。
日射反射率の求め方のJIS制定により、屋根用塗料として求められる性能を客観的に評価することができるようになってまいりました。 消費者にとっても好ましい状況と思います。

グリーン購入法での日射反射率の規定

グリーン購入法での高日射反射率塗料とは、日射反射率の高い顔料を含有する塗料で、明度L値40.0以下の場合は近赤外線域での日射反射率が40%以上であること、 明度40.0以上の場合は近赤外線域での日射反射率が明度値以上であることが判断基準とされています。

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遮熱塗料・耐候性、日射反射率保持率と性能の関係

(11月7日)

遮熱塗料の耐候性と遮熱性能の関係

遮熱塗料の遮熱性能を示す日射反射率は塗膜の汚れや退色、劣化に大きく影響されます。
JIS K 5602では暴露試験2年を義務付け、2年間の暴露試験が求められます。
「日射反射率保持率」という基準を設けて2年暴露後、日射反射率保持率80%以上を基準としています。
初期塗膜の日射反射率が80%の場合は2年暴露後64%以上、50%の場合は40%以上の性能が求められることになります。
従って、より耐候性の高い塗料ほど遮熱性能の保持率も高くなります。

塗膜の劣化と遮熱性能の関係

塗膜の劣化と遮熱効果
  劣化が進み、膜厚が薄くなると、下地の影響を受けて、効果が低下する場合があります。
  耐候性の優れた塗膜ほど、遮熱効果の持続が長いといえます。

補足

塗料の色相によっては、塗膜劣化によりチョーキング(白亜化)が進むと日射反射率が高くなることもあります。

塗膜の汚れと遮熱性能の関係

塗膜の汚れと遮熱効果
  汚れが付着してくると、反射率が低下して、遮熱性能が低下します。
 汚れにくい塗膜性能が、遮熱効果を長く持続させます。

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遮熱塗料・塗膜厚と色相の関係

(12月9日)

遮熱塗料の膜厚と色相

遮熱塗料は特殊顔料を使用することで、その遮熱性能を発揮します。
カーボンオフセット商品として、一般的なブラック(黒)と異なりカーボンは使用しません。
黒を使用せずクロの色相を作るという難しい作業が要求されます。しかし、そこには限界があり、色だしの限界点がサーモブラックや クールブラック(メーカーによって名称は異なる)となります。

ブラックとサーモブラック

外壁との色のバランスの関係で一般住宅の場合、クロを選択なさるお客様が多くなりがちですが、遮熱塗料でいう「黒」はカーボンブラックのようなちょっと濁った感じになります。
一般の塗料と異なり、遮熱塗料は「塗料の隠ぺい力」が劣ります。したがって塗付量が不足で色相がボケたり、充分に隠ぺいしなくなりますのでその点でも塗付量が重要になってきます。
塗膜が薄いと下地の影響を受け遮熱効果が低下するだけでなく、耐久性にも影響します。遮熱塗料の塗装における塗膜厚は非常に大事になります。

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塗料の隠ぺい力についての詳細は塗装用語集・「塗料の隠ぺい力」の項を参照。

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