塗料の調合
- 塗料は購入して、そのまま使用できず、溶剤やうすめ液(水を含む)などで希釈してから使用することが多い。
- エナメル(不透明塗料)は顔料が沈殿している場合が多いので使用前に、よく撹拌してから使用することが必要です。
- 特にDIYで使用するためホームセンター、家庭用品店、金物店などで購入した場合、在庫期間が長く、顔料とビヒクルが 分離していることが多いので注意が必要です。
エナメル、ペイントの場合
調合のポイント
- 貯蔵期間が長いものは、顔料が沈殿している可能性が大きいので、缶を逆さまにして良く揺するように振ってから開缶する。
- 缶の底まで届く長い棒などで、底から上にすくい上げるようにして撹拌する。
- 錆止め塗料、アルミペイントなど顔料の重いものは、沈殿していることが多いので念入りに撹拌し、顔料の分散を均一にしてから使用することが重要。
希釈のポイント
- その塗料専用のシンナーを使用すること。
不適当なシンナーを使用すると塗料とシンナーが溶け合わない。見かけは希釈されたようでも、塗膜生成過程で分離が起きる。
また完全乾燥が妨げられる。などの障害を起こす原因になる。 - 一般的に油性系の塗料は塗料用シンナー、ラッカー系はラッカーシンナー、酒精系はアルコールで希釈する。
- 合成樹脂塗料系は専用シンナーを使用する。
- 使用する分だけ、分けて採り、希釈すること。
クリヤ塗料、ワニスの場合
- 希釈に関しては、適したシンナーを使用する点では、エナメルやペイントに準ずる。
- 撹拌は下から上へ持ち上げるようにする。
- あまり激しく撹拌すると多くの泡が発生し、塗装後、塗膜に泡が残ることがあるので注意が必要。
二液性塗料の場合
調合のポイント
- 基材(主剤)と硬化剤(促進剤)の混合比率を正確に調合すること。(二液性塗料では最も重要!)
- 混合比率を間違えると、乾燥不良、塗膜の欠陥が出るので注意。
- 使用量を間違えると一方の成分が足りなくなり塗料のロスが出る。
二液性塗料の使用注意点
- 均一に撹拌する。パテなど高粘度のものは、特に均一になるよう練り合わせることが必要。
- 可使時間と使用量を考慮し、一度に必要以上に調合しないこと。特に可使時間の短いものは作業速度を考えて調合する。
- 撹拌に使用したヘラや棒をうっかり使用しない基材に入れない。
- 成分によっては高温、湿気を嫌うものもあるので密閉し、冷暗所に保管する。

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