研磨材の種類と研磨方法
研磨材の種類と用途について紹介しています。
研磨材の種類と用途について紹介しています。
研磨は塗装作業の最終工程で、平滑な美しい塗膜面を作るために重要な作業です。
ポリッシャとバフ類がある。
シャフトの先にゴム製の円盤が付いていて、これにフェルト、羊毛ボンネットを取り付け、円運動によって磨きあげて行く。
フェルトには研磨材を付けるが、羊毛ボンネットはから磨き用として用いられる。
布バフ、毛バフなどがあり、手作業で行われるのが一般的である。
天然のトリポリを油と水を加えてペースト状に練ったもの。
トリポリは研磨作業の中で自然に微粒化され行き、きめ細かな美しい塗膜面の仕上がりになる。
粒子の粗さで粗目、中目、細目、仕上げ用などがある。
との粉を種油などの不乾性油と練ったもの。
布につけて研磨する。
古くから用いられている研磨方法で、これは胴ずり ( 磨り ) 仕上げと呼ばれている。
鹿の角を細かくすりつぶしたものを油で練ったもの。
古来、漆工の研磨方法として用いられてきた。
ペースト状のものと、液状のものとがある。
塗膜面に塗り広げ、布でふき取って仕上げる。
ワックスの薄い膜が塗膜面の小さい傷を埋め、塗膜面を保護し、撥水効果を与える。