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「す」で始まる塗装用語
「す」で始まる塗装用語
: すーぱーとっぷしゃねつ
ハルスハイブリッド型樹脂の超耐候性遮熱塗料。
ウレタン防水などのトップコートとして東日本塗料社が開発。
スーパートップ遮熱の特長と施工例は「防水工事・スーパートップ遮熱のすすめ」の項を参照。
: すいせいとりょう
乳化材を使用して樹脂を水中に均一に分散させたもの。
水分の蒸発で樹脂の粒子同士が融着し、塗膜を生成する。
エマルジョンタイプの塗料を水性塗料という。
反応基を加えその架橋反応などで硬化するタイプの塗料は、反応硬化型エマルジヨン塗料として、従来型エマルジョン塗料と分けて呼んでいる。
従来型のエマルジョン塗料と反応硬化型エマルジョン塗料の硬化方法の違いについて詳しくは「エマルジョン塗料の硬化」のページを参照。
: すいせいやねふれっしゅしりこん
シロキ酸結合による反応硬化型水性アクリルシリコン樹脂屋根用塗料。
: すいぶんかんり
塗装下地の水分を管理すること。
塗装下地の管理についてはJASS 23で指定されている。
: すかんじあがわら
ヨーロッパ生まれの乾式洋瓦の一種。
表面の着色層に改良が加えられ色々なデザインのものが造られている。
スカンジア瓦の塗り替え塗装については「屋根塗装・乾式洋瓦」のページを参照。
: すきんしあげ
外装用吹き付け塗装材で顔料によって塗膜を着色するのではなく、混入する骨材そのものの色の組み合わせで着色するタイプのものを言う。
天然石、貝殻、セラミックなどの粒子が使用される。
: すくれーぱー
はく離工具の一種。
古い塗膜を剥がして、再塗装する場合に使用される。
先端はグラインダーや砥石を使用して研削して、塗膜がはく離できるよう、調整しておくことが大切。
: すけ ( すけむら )
塗膜欠陥の一つ。
下地や下塗り塗材が透けて見え、その透け方が不均一でむらになる現象。
このような塗材を「かぶり」が悪いという。
また塗料の希釈度、塗料の隠ぺい力などが原因としてあげられる。
: すこっち
ナイロン不織布に研磨砥粒を均一に塗布・接着した研磨材。
: すじかい
建築物の枠組に、歪みを防止するため柱の間に対角線上に入れる部材。
建物の歪み防止、耐震性の向上のため非常に大切なもの。
: すじかいばけ
柄に対して毛先の方向が傾斜している刷毛。
: すたっこじょうふきつけざい
JIS A 6906で規定されている建築用仕上塗材の中で「厚付け仕上塗材」として区分されている。
「スタッコ」は元々漆喰の左官装飾仕上げ。
高粘土の塗料を大口径のノズルで吹き付けて凹凸模様をつくり、(吹き放し)、コテやローラーによって押さえてテクスチャーを造り仕上げる。
(こて、ローラー押さえ)。
乾燥後、サンダーで削って仕上げる(サンダーカット)方法もある。
壁面の粗さをカバーしたり、壁の重量感を表現できる。複層模様吹き付け材を参照。
テクスチャー ( 模様 ) の見本は「外壁塗装のテクスチャー・スタッコ模様の項」を参照。
: すちっぷるもよう
細かい凹凸の模様の総称。
外壁塗装ではさざ波模様 ( ゆず肌模様 ) をさして言う場合もある。
: すとりっぱぶるとりょう
金属製品、プラスチック製品、ゴム製品などを貯蔵、運搬、加工期間中の防錆、防汚などの目的で塗られ、後で容易にはがせるもの。
塗装しない部分にあらかじめ塗って養生しておき、塗装後に剥がす方法で、一般の養生作業が困難な細かい部品の塗装工程でなどでも使用されている。
: すぱん
構築物の梁やアーチなどの支点 ( 柱など ) 同士の間のことをいう。
: すぷれーとそう
ガンの先端ノズルを小さくして塗料を霧状にして飛散させ、素材を塗装する方法。
スプレー塗装には二つの方法がある。
コンプレッサーを利用してその圧縮エアで塗料を微粒子化させそのエアで吹き飛ばして塗装する。
機器を利用して塗料に直接圧力加え、先端の小さなノズルで塗料を霧状にして吹き付ける方式。
前者をエアスプレー塗装、後者をエアレススプレー塗装という。
エア・スプレー塗装に付いての詳細は「エア・スプレー塗装」のページを参照。
エアレス・スプレー塗装に付いての詳細は「エアレス・スプレー塗装」のページを参照。
: すぺーさー
部材間の間隙を確保するためのもの。
屋根塗装でいうスペーサーとはコロニアル葺き屋根の塗り替えにおいてコロニアルの重なり部に挿入し縁切りのためのスペースを確保するための部材を言う。
セイム社の「タスペーサー」は代表的なものである。
「タスペーサー」を使用した縁切り対策を詳しくは
「コロニアル屋根の縁切り工法」のページを参照。
: すらぶ
鉄筋を碁盤の目状に組み、その上からコンクリートを流し込み仕上げる鉄筋コンクリート製の床のことをいう。
: すらりーそう
スラリー(slurry)とは、細かな固体粒子が液体中で混ざりあって泥状になったものをいう。
乾式洋瓦の着色に顔料、セメント、砂などを練りこんだスラリーを用いる。この瓦の表面の着色層をスラリー層という。