屋根への棟換気の設置方法

弊店の屋根塗装では、夏の高温対策として、遮熱塗料によるペイントリフォームと、棟換気の設置のWエコリフォームをご提案しており、好評いただいております。
このページでは、カラーベスト葺き屋根の、弊店で行っております棟換気の取り付けについて、紹介しています。
弊店の屋根塗装では、夏の高温対策として、遮熱塗料によるペイントリフォームと、棟換気の設置のWエコリフォームをご提案しており、好評いただいております。
このページでは、カラーベスト葺き屋根の、弊店で行っております棟換気の取り付けについて、紹介しています。
このページの目次
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棟換気の基本構造 |
妻側の壁ガラリは、排気口なのか吸気口なのかはっきりしません。
吸気は軒天から有孔板などとして、小屋根の最も高い位置にある棟から排気させるという、明快な方法が最も効率が良いとされています。
手順としては、まず棟に排気のための、開口作業からはじめます。
棟換気の効果、小屋裏換気の原理についての詳細は「屋根の遮熱塗装と棟換気のWエコ」のページの棟換気の効果の項を参照。
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棟換気を設置する部分の棟包みを外します |
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幅2~3cm、必要な長さ ( 小屋裏の容積によって異なります ) の排気口を開けます |
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棟に排気口を開校した様子 |
既存の屋根に、排気のための開口作業の終了です
既存の屋根に、排気口を開口する手順は、つぎのようになります。
メーカーの仕様に沿って、捨て水切り、換気部材ガラリ、長押し、フェルト、棟包みの順で施工してゆきます。
各作業には、防水テープを使用して、雨仕舞に十分注意して施工します。
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加工して置いた「捨て水切り」を取り付け、上に防水テープを貼ます |
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換気部材の「ガラリ」を取り付けます |
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ガラリの上に棟包み取り付けのための長押しを取り付けます |
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長押しの上からルーフィングで包みます |
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長押しを取り付けた様子 |
棟包みを取り付け、最後にシーリング処理で終了です
この棟換気の設置には、軒天の通気口 ( 吸気口 ) が必要です。
既存の軒天に、有孔板などによる通気口が無い場合は、棟換気の設置と共に、軒天への吸気口設置の工事が必要です。
後付けした軒天 ( 軒裏 ) の吸気口の様子